今話題の萩市で世界遺産めぐりをしてきたよ☆彡
もう知っている人も多いと思うけど、7月8日に萩市の5つの資産を含む「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されたよ!
(パチパチパチ☆おめでとう)
やまぐちから初の世界遺産の誕生で、ぶちうれしい♪
今回のちょるレポは、世界遺産登録で盛り上がっちょる萩市を取材してきたよ☆彡
ところで、みんなは「明治日本の産業革命遺産」とは何か知っちょる?
「明治日本の産業革命遺産」は幕末から明治にかけて急速な産業化を成し遂げた8県11市に立地する23の資産で構成されているよ!
山口県萩市には「萩反射炉」「恵美須ヶ鼻(えびすがはな)造船所跡」「大板山たたら製鉄遺跡」「萩城下町」「松下村塾」の5つの構成資産があるよ♪
幕末期の志士たちは、どんな志をもって、モノづくりに挑戦したんだろうー?
それじゃー!世界遺産めぐりの旅スタート☆彡
まずは「萩反射炉」に来たよ♪
うわぁ!!たくさんの石が積み上げられちょるね(゜o゜)
先は2股の煙突になっちょるよ!!
この反射炉は、鉄製の大砲を建造するのに必要な鉄を溶解するための炉なんだよ!!
反射炉を建造するにあたって萩藩の大工棟梁は1年前に操業に成功した佐賀藩に勉強しに行って、反射炉のスケッチを許されたんだ。
萩藩の大工棟梁は、スケッチした図面をもとに、この反射炉を完成させたんだよ!!
海防力の強化を目指していた萩藩は、技術者を伊豆と江戸に派遣させて洋式造船技術と運転技術を学ばせたんだ。
そして恵美須ヶ鼻造船所を設置し、学んだ技術を用いて西洋式軍艦「丙辰丸(へいしんまる)」を建造したんだよ!!
「丙辰丸」の船くぎには「大板山たたら」の鉄が使われたよ。
炉の中に砂鉄と燃料の木炭を入れ、高温で砂鉄を溶かす「たたら製鉄」という方法で鉄が作られていたよ。
今は作業場の跡地だけが残っちょるよ!!
ここでできた鉄は、山奥から馬と船を使って海沿いにある恵美須ヶ鼻造船所まで、運ばれていたんだよ♪
松下村塾は、兵学の専門家だった吉田 松陰が主宰した塾。
ここには塾生の身分や階級を問わず、儒学、兵学、史学などが教授され、議論も活発に行われていたんだって!
主宰したのは、たった1年間だけだったけど、初代内閣総理大臣になった伊藤 博文、3代目総理大臣の山縣 有朋や幕末期に活躍した高杉 晋作、久坂 玄瑞、吉田 稔麿、入江 九一など、日本のために活躍した人がいっぱい輩出されたよ。
他にも日本の近代化・工業化の過程で重要な役割を担っていた多くの塾生が学んだところなんだ。萩藩では人材の育成にも力を入れていたんだよ。
ここで吉田松陰先生と一緒にお勉強したんだね(´▽`)
萩城下町は、幕末期に日本が産業化を目指していた当時の地域社会を表している資産として登録されたよ!
萩城跡や旧上級武家地、旧町人地の江戸時代の町割りなどが残っちょるよ!!
幕末期から明治にかけて、近代化に向けた萩では「モノづくり」と「人材育成」が活発に行われちょったんやね!
たくさんの人の想いで今の産業が成り立っていることを知って感動しちゃった!
みんなも萩市の5つの資産をめぐって幕末の志士たちの「志」に触れてみてね!
世界遺産の観光情報は、萩市観光協会HPでチェックしてみてね☆彡